南伊豆町教育委員会主催で社会教育学習の一環で小学校4年生から6年生までで「ふるさと学級」を開催している。
毎年度最後のふるさと学級に合わせ「ジビエクッキング」を開催している。
その時に地元でとれた野生動物のお肉をいただき命をいただく、いただきますの講和とともに開催している。


毎年度実食の時にはみんなが笑顔で美味しい、美味しいと食べています。
先入観がないからでしょう。
今回はジビエクッキングの前に防災に役立つスウェーデントーチに火を入れたり、鍋でお米を炊く講座も開きました。
事前にスウェーデントーチを作っておいたのですが風が強い日でしたので子供達は少し離れたところから見てるようにして安全に火入れをしました。
上の動画は火入れの仕方を後日動画にしました。
子供たちとは下の写真です。

スウェーデントーチを使うときは直火にならないように下に灰受けを置きます。
この上部に「かすがい」を打てば五徳の代わりになりガスが使えない時にはコンロになります。
次に鍋で炊飯です。

この炊き方は水を再利用できる炊き方です。
①といだお米を1合/200ccの水と一緒に袋に入れます。
②鍋に沸かしたお湯の中に袋ごと入れます。
③20〜30分で出来上がります。

写真のようにふっくらと炊きあがりました。
この方法なら鍋のお湯に野菜を入れれば味噌汁などもできます。また、レトルト食品も温めることもできます。
今回の能登半島地震のようなインフラやライフラインが途絶えても暖かいものを食べることができます。

炊けたご飯はみんなでチビおにぎりにして食べました。
子供たちもその美味しさにびっくり。
大人は炊ける時間の短さと火加減の調節要らずにびっくりしていました。
この炊き方ですとお米本来の味と香りがします。

残ったチビおにぎりは争奪戦(じゃんけん)になるほでおいしく人気ものでした。

みんなで楽しく実食して最後に閉講式となりました。
6年生は今回が最後。中学生になっても学んだことを生かしてほしいですね。

最後は教育長からの講和で終わりました。
地産地消と防災講座を同時に進めることでいろんなものに「感謝」することを学んだと思います。
人に必要なことは「感謝」「謙虚」「誠実」いろんなことを子供の時から学ぶことが大切ですね。
