木々の花と新緑

伊豆半島最南端の町、南伊豆町は海の幸も豊富ですが森や里には多種多様の植物が我先にと春を告げ出した。
まずは山桜です。

森守の周りには多種多様の山桜が咲いています。
桜といえば日本と言われくらい品種も多くいろんな花色や葉の色が楽しめます。
広葉樹の多い南伊豆ですがその理由は薪炭材としての産地だったからです。
そのために針葉樹の植林はされずに広葉樹が多い。
桜は特に多く炭にすれば菊花炭、葉は桜葉漬けで伊豆は有名です。

春に群生地では一斉に咲き出すのが「シャガ」
このはなは一見アヤメのように見えます。
そうなんです、アヤメ属の花です。
特徴は、人家近くの森林周辺の木陰などの、やや湿ったところに群生する。開花期は4 – 5月ごろで、白っぽい紫のアヤメに似た花をつける。花弁に濃い紫と黄色の模様がある。根茎は短く横に這い、群落を形成する。草丈は高さは50 – 60 cm程度までになり、葉はつやのある緑色、左右から扁平になっている。いわゆる単面葉であるが、この種の場合、株の根本から左右どちらかに傾いて伸びて、葉の片面だけを上に向け、その面が表面のような様子になり、二次的に裏表が生じている。

次に里山を歩いていると頭上から垂れたように花をつけるのが「キブシ」
こちらの特徴は、雑木林や林縁、山地の道ばたなど、湿り気と日陰を好む落葉性低木または小高木で、ふつう高さ2~4mになる。日本固有。

最後に黒文字。こちらは爪楊枝が有名だが香料などでも使われる。
特徴は、クスノキ科の落葉低木。低地や山地の雑木林などの林の中によく生える。を高級楊枝の材料とし、楊枝自体も黒文字と呼ばれる。枝は箸に加工される場合もあるほか、抗ウイルス作用が知られ、葉を含めて茶外茶(クロモジ茶)にも使われる。また香料の黒文字油がとれる。

皆さんも春の山野草観察を楽しんでみてはいかがでしょう。

森守でジビエ焼きそば、ジビエバーガーも食べることができます。
お肉の御用命は下記よりご注文いただけます。

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