春も終わりに近づき初夏の頃の梅雨に入る前になると木の花の季節が訪れる。


5月中旬を過ぎると写真の「ガマズミ」の花が満開となり始める。
この花は遠くから見ると大きな一つの花のように見えるが小さな花の集合体である。
このような小さな花にはミツバチやマルハナバチなど花蜜を集める昆虫がたくさん集まる。
他に椎木や櫟木や栗などにもミツバチやその他の昆虫は集まるがそれらの木蜜が終わった後にこのガマズミが咲くので森は賑やかになってくる。
甘い香りに誘われた昆虫たちの楽園である。
ところでガマズミとはどんな植物だろう。
ガマズミ(莢蒾、学名: Viburnum dilatatum)は、山地や丘陵地の明るい林や草原に生えるガマズミ科[注 1]ガマズミ属に属する落葉低木。秋に赤く熟した果実は食用になり、薬酒にもなる。
秋以降の果実は食べられ、ワイン色が美しい果実酒になる[6]。材は丈夫なことから、鎌や鍬など農具の柄に用いられる[3]。染料や油も採られる[3]。枝は柔らかく折れにくいので、昔から何かを束ねる時に使った。枝をよって縄をつくり、刈柴などを手際よくまとめた。出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
などとWikipediaには出ている。


秋にはこのような赤い実がつきます。
自分はそのまま生で食べるのが好きです。
地域によってはこの赤い実を漬物に入れるところもあるようです。
皆さんも一度試してみては。
